シドクリ通信第114号
【はじめに―猛暑の夏に思うこと】 今年の夏は記録破りの猛暑でした。気温が体温を超える日もありました。高田馬場駅からクリニックまで歩くことができず、タクシーに乗ってきた人もいます。一方で、電気代の節約のためクーラーを使わずに生活しているという人もいました。まったく恐ろしい時代になってきたものです。 クリニック内の室温調節は夏の重要な課題です。当院では①クーラー②扇風機③外気④飲料水の4点を組み合わせて対処しています。適温は人によって様々です。クーラーの冷気や扇風機の風が好きな人もいれば、生温かい外気が好きな人もいます。飲料水が不可欠という人もいます。待合室では自分が好きな場所で最も快適だと思う方法で過ごしていただきたいと思います。 閉めきった方が、冷暖房効率は良いのですが、まだまだコロナが流行っており、油断できません。時間通りに診察し、待合室が混雑しないようにすることも大切だと思っています。 【戸山公園の春と、紫藤先生の懐】 今年4月より、紫藤クリニックで心理職として勤務しております秋田修斗と申します。勤めて以来、紫藤先生のやわらかな佇



